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ディレクションで必要なのは経験?

マセラッティー

日々、ホームページや映像のディレクションで悩み多き水切です。

さて、好きでやっている分にはいいが、そうではなかったらディレクションとはどのように行ったいったらよいのだろうか?とふと思うことがあります。

ディレクションって、どうやって学び、スキルアップするのでしょうか?

より多く経験することがすべて

あくまで私感でしかありませんが、ディレクションを学び、スキルアップしていく上で一番大事なことは、ユーザー目線でもなく、思考能力でもなく、ただひたすら「インプット」するつまり「数多く経験する」ことだと考えています。

もし才能があるとすれば「謙虚に色々なものを、まずはインプット(経験)できる」才能でしょうか?しかし、これは習慣化によってほぼ身につけることができます。

それだけ?と思うかもしれませんが、ただ単に「インプット」を目的として経験し取り込み続けることは普通に耐えられなくなります。そしてインプットを継続して行えるようにするために思考するようになる事こそ、ディレクションの始まりであり、アイディアの源泉となる気がしています。

好きな言葉に

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
「アイディアのつくり方より

という言葉があります。

この言葉からディレクション、つまり物事を導くアイディアというものは「世の中にしかヒントがない」と考えます。

忘れる能力はディレクションを加速させる?

そんな中、私にもディレクションする上で有利に働く才能が1つだけあります。

それは、覚えないこと、忘れることです。

これも好きな言葉である

「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性を見つけ出す才能に依存する」
「アイディアのつくり方より

とある通り、関連性を見つけ出すことでアイディアが生まれるのですが、それは計算されて出てくるより、擬似的に忘れることで何となく広い範囲において類似性や親和性を感じ組み合わさり、世に言う「ヒラメキ」というやつで出てくると、アイディアとして素晴らしい場合が多いということです。

ただし、あくまで擬似的に忘れていただけで、既に目にしている経験している蓄積の上でしかアウトプットされていない事実を忘れてはいけません(笑)。

ひたすらインプットし、忘れることでディレクションが磨かれる

経験された方もいらっしゃるかと思いますが、インプットされた1/10以下しかアウトプット(アイディアが生まれ)されません。つまり、10個アイディアを出すには100個のインプットが必要になります。

しかしこの場合、インプットをしてく中で思考する(習慣化すると自然とするようになる)ことで比較的確率も上がり、また普通の人が1インプットであるものが、5インプットになったりもします。

そして程よく忘れることで、固定概念などに関係なくフラットな関連性で結びつけることができる。

さらにそれが経験というものによって、より説得力がある関連性を生み出し、具体的で具現性があるアイディアとなり、それをコントロールするディレクションにつながる気がしております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
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