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競合分析で大事なのは、客観的な視点

福井駅で電車を見る

 

ホームページの新規構築やリニューアルのご依頼があった場合、弊社はご提案前に以下の下調べをザックリとします。

 

【インターネット上の調査】
・関連キーワード検索時の検索結果件数
・上記の検索結果の上位10位以内(場合により20位以内)のホームページのチェック
・ツールを使用しての関連キーワードの母数調査、関連キーワードの掘り起こし
・ヒアリングでお聞きした競合会社などのホームページの調査
・関連機関から発表されている統計情報などのチェック

 

【リアルでの調査】
(お客様へのヒアリング)

・ホームページの目的について
・商品・サービスについての詳細な聞き込み
・競合会社、関連会社について
・商品が確認できる場所などがあるかどうか?(試したり、現物を目にするため)
・ターゲットが商品やサービスに触れる一連の流れ(導線や各接点)について

(リアルに調べる)
・人脈による関連業種の関係者へのヒアリング
・商品が確認できる場所などの環境チェック
・社内スタッフによるターゲット像の想定など
※可能な範囲で行う

 

この時ポイントは、詳細に詰めすぎず、アウトラインつまり全体像を作り上げることに専念することと、最後に記載した「リアルに調べる」部分です。

 

一見すると当たり前の様に見えますが、一番最初の「インターネット上での調査」でかなり多くの事が分かるため、ついついこの「リアルに調べる」ということが疎かになりがちです。しかし、ターゲットが人である(個人でも組織でも)以上、この部分に大きなヒントが隠されています。

 

先日、ご提案した際に、商品・サービスをより詳細に知る方(現場の方)にヒアリングを行う中で、この下調べのおかげで色々なモノが原石からダイヤモンドに変わっていく事を改めて体験しました。ご提案で、原石をダイヤモンドにすることが目的であり、ダイヤモンドの磨き方、磨く上で必要なものを述べていたところに、火が入ったような感じです。

 

競合調査・分析を行う場合は、まずは市場をしっかり知り、体感することで得られる客観的な視点が非常に重要で、そこから、お客さんがもつ強みを見つめなおすと、魅力へと昇華される。改めて客観的な視点の大切さを痛感しました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

mizukiri

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date 2015.08.27

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