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事例を紹介することの大切さ

公衆電話

 

検索エンジン、SNS経由によるアクセスでホームページのアクセスは構成されている現在。お客さんを増やすために必要なことは何でしょうか?

 

10年前とは違い、この課題の答えに対する経緯(ルート)が2つに別れたことにより、その理由が、さらに明確になったと感じています。つまり自分たちのホームページへアクセスしてくれる(自社に興味関心を持っていもらえる)理由とは、一言で言うと、

 

「(閲覧者の抱えている)問題の具体化と解決方法の明示」

 

にあると体感しています。

 

この点はどちらの経由であっても同じであり、「検索エンジン→問題に対する回答を検索窓に入力する」という行動と「潜在的に持っていた問題点をSNSの押しが強いメディアによって小さな問題点であっても気づき露呈させる」という行動に分けられると考えます。

 

つまり、この視点で見た場合、検索エンジンであってもSNSであっても答えはひとつ。「(閲覧者の)問題解決における具体的な解決策を明示する」ことが一番の解決策になります。ただ、現実問題として、それは無限の選択肢が存在しており、また問題をホームページ閲覧者(問題を抱え彷徨い、辿り着いた方)と認識が完全に共有されると言うのは、ほぼ「無い」と考えるのが正しいと思います。

 

では、どうするのか?

 

事例という名のもとに、問題解決の経緯を含めた事例を紹介をすることです。メーカーであれば製品や商品があり、そのもの自体が事例に近しい役割を果たしていますが、本質として、ホームページ閲覧者は「製品や商品を探しているのではなく、問題解決をしてくれる方法なり手法を探している」と言うのが正しいと考えます。

 

モノそのものではなく事例の「事」。つまり、解決してくれる「事」に興味関心がある

 

というのが正しいと考えます。

 

この部分を実現するために、弊社のお客さんには事例紹介ページのCMS化(WordPressを利用した自前で更新できるもの)や書き方についてのレクチャーなどを行っています。

 

企業として世に出力された結果の「製品」や「商品」で判断された時代が終わり、提供されるモノによりもたらされる「事」が支持される事実が、世の中に露呈したというのが答えだと思っています。

 

この点は、製造業における「ものづくり」という表現が「モノづくり」と「モノ」がカタカナで表記される事が多くなった事に大きく現れていると感じます。

 

今までの「もの」ないしは「物」が本質ではない、「事」がより明確に露呈してきた事により、「もの」という言葉を表現するにあたりカタカナ表記の「モノ」にしている。

 

それがここ数年で人気の「ソリューション」や「イノベーション」というカタカナに代表される表現にこの点を感じています。

 

問題を解決したいユーザーは、障壁があってもその先に答えがあると思えば、たどり着く。そして、そのモチベーションを持ったユーザーこそが自社の事業における本当の顧客であると考えます。

 

最後に、この考えはニーズが多様化する現在においての見解であり、大量生産大量消費で事業を拡大する場合においては、半分あっており半分間違っているという点をお伝えします。貴方の事業がどのような種類なのかを翌々認識していただいて、ご参考にいただければ幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

mizukiri

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date 2015.10.03

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