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ホームページ制作において大切なこと

レッサーパンダ(西山公園)

今回は、ホームページを依頼する側の視点ではなく、作る側の視点、つまり、ホームページ制作において制作会社である私たちに大切なことを考えたいと思います。

では、制作会社がホームページ制作をするときに大切なことは、なんでしょうか?

1. カッコいいデザインのホームページを制作すること

2. お客様が望む方向において限りなく素晴らしいホームページを制作すること

3. 安くてコストパフォーマンスがよいホームページを制作すること
※この場合、価格帯で得られるものと想定してください

制作会社として、1.も魅力的だし、2.も大事のように見えます。3.については…「ホームページ制作の相場」で。
どれも正しくもあり、実は違うと感じています。

ホームページの目的は、お客様が実現したい未来

最初のヒアリングで、純粋に「ホームページを持ちたいだけ」「作りたいだけ」といわれると、少し変わってしまいますが、多くのお客様がホームページを持つことで実現したい「何か」、未来があるハズです。それは「ホームページを作る目的」にほかなりません。

このとき大事なのは、目的をあまり目の前(近すぎる目標)に置きすぎないことです。

お客様がホームページで実現したい目的が、お問い合わせを増やしたい(インターネット、電話のどちらでも)のであれば、どのようなエンドユーザー(ホームページ制作を依頼した企業様の先のお客様)に対し、ホームページを閲覧後、どのようになって欲しいのか(問い合わせ、幸せになる、笑うなど)を想像しながら、そのために必要なことを考えることが大事だと考えます。

ウェブ解析や経験的に集客などの経験を持っていた場合に近い目的を実現するには、費用対効果からも広告手法に頼った方が早い場合も数多くあります。

例えるなら、費用対効果として「早くてうまい!」方法です。

「本当にうまい!」をエンドユーザーに体感させる方法としては、ホームページは非常に有効な手段の一つ出ることは間違いありませんが、時間がかかり、また体感させるには少し先の未来を見せる必要があると感じています。世間ではそれを「期待感」などと表現することもあるかと思います。

独り言ですが、本当に広告を考えている方は、実は同じように「本当にうまい!」を追求するトッププレイヤーなんですが…

お客様の要望がすべて正しいのか?

例えば、多くのユーザーがスマートフォンを利用しており、ホームページ、特にスマートフォンに最適化されたホームページを作り、来店の機会を作りたく制作を依頼したい!という飲食店を想定した場合、一見すると正しい考え方に見えます。

本当に正しいのでしょうか?

ここで課題になるのは、ユーザーがどのように「そのホームページにたどり着くのか?そもそも見るのか?」が大きな問題です。

そのお店が地元でも有名で、最近全国放送のTVでも取り上げられたB級グルメであったならば、可能性は上がります。しかし、そうでなかった場合は…。

このように、お客様がホームページ制作を依頼してきた際に、その要望がすべて目的へ向かうにあたって正しい方向性ではない場合があります。

実は、この飲食店が新しく出来ており、比較的立地も田舎にあるとしたならば、真っ先にするべきは、食べログやGoogleビジネスページ(プレイス)への登録と近所の住宅地へ手作りのランチ案内チラシのポスティングではないでしょうか。

目指すべきゴールと未来の共有

お客様ですので、明らかに違うという場合を除き、なかなかご要望に対し、それは違うますよとも言いづらいのは事実です。

しかし、ご要望が正しいかどうかを客観的に教えてくれるモノが2つあります。

「リサーチ(市場調査)」と「考察」​です。

もし、リサーチが専門的に難しくお客様の情報のみが情報源であれば致し方ないでしょう。

しかし…ほぼ…

その「リサーチ」と「考察」をもとに生み出されるのは、お客様と目指すべきゴールであり、未来。そして、それをホームページ制作という手法によって共有するというのが正しいかもしれません。

であるとすれば、制作会社としてホームページ制作に大切なことは、

「目指すべきゴールを共有し、ベストな答えを提示できるパートナーになれるかどうか」

ではないでしょうか。

それには、多くの経験や知識を必要としますが、一番は意識の違いだと感じています。

そしてベストな答えとは、何を持ってしてベストなのか?が重要になってきます。

その道のプロであるお客様が、販売促進という分野で求めて来てきているもの、それは販売促進のプロとしてのベストな答え。

手法であるテクニックを日々磨きながらも、変わらぬ本質的な部分の追及だと体感しています。

最後までお読みいただきありがとうございました。


 

mizukiri

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date 2016.08.02

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