BLOG ブログ

ティップス , ウェブ解析 , ディレクション , デザイン , 写真

ホームページにおける視線誘導について

VQ4A2577

ホームページの制作時に気を付けていることなどを。

ホームページの場合、印刷物と違い表示部分が長くとれる(制限がない)ため、優先順位が低いものもページに掲載できてしまい、ついつい良かれと思い色々と入れてしまいがちです。しかし、入れるか入れないかの判断は別として、ページにおいての視線が散漫となりがちです。

このことから、以下の優先順位で視線誘導しながらページを構成するように心がけています。

■ユーザが目にしている順番
1.写真
2.キャッチとなる大きな文字
3.本文

■写真の視線誘導力
1.人が一人写っている写真
2.モノなどの対象物の全体が枠いっぱいの写真
3.人が3人程度まで写っている写真
4.人がたくさん写っている写真(集合写真など)
5.風景または対象物が引いて写っている写真

※厳密に言うと、写っている対象で大分かわりますが総じてです

これは、ホームページのページ構成としましたが、ブログ記事なども同様で、LP(ランディングページ)として狙っているページ(またはブログ記事)であれば、この点を注意すると良いと思います。それ以外に、要約タイトルとセンテンスの繰り返しなどもあったりしますが、もう少し本能的な部分になるかと思います。

また、これは注意すべき点だと思いますが、写真に目が行くのは皆さん体感しているため、よくHowToなどのブログ記事などで見かける「まさに素材集から引用している写真」について。これは、写真の効果がかなり落ちており、実は、最初のユーザが目にしている順番でいうところの、「写真」と「キャッチ」が同列、または「キャッチ」しか見ていません。正確に言うと、SNS慣れしてくると、素材集の写真だと一瞬で反応し、読み飛ばす対象として無意識に判断してしまう危険があります。

ただ、ある程度その道のHowToに詳しいと認識されている人やステータスがある人は関係はありません。しかし、それがない場合は、安易に写真がないからと言って「素材集でお茶を濁す」というのは、避けるべきではないかと感じています。

これは、写真だとか文字だとかではなく、それを見た相手に自分が「どのような印象を与えたいのか?」を考えていくと自然と理解できる部分かと思います。コンテンツを作る場合、誰に、どのような印象を与えたいのか?は非常に重要な要素です。

そういう意味では、掲載スペースや訴求力のバランスが非常に問われる「印刷」と「映像」に関わってきた経験というのは改めて大きいなと思うことが多くなってきました。

これからも、単なるロジックだけのページ構成ではなく、ついつい最後まで見てしまった!と思ってもらえるようなページ構成を目指していきたいと思います。

ちなみに、このブログの写真は趣味なので、上記の点はまったく考慮されていません。言い訳以前の、問題外ですね…とほほ。

これからも、水切の写真ギャラリーをお楽しみに!(汗)

あ、インスタグラム地味にしてます!ピンタレスト大分前に断念しました!

■インスタグラム
https://www.instagram.com/bibendum2013/

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

mizukiri

水切に聞いてみたいことがあれば、お気軽にどうぞ。
■Facebookのメッセージで聞いてみる
■お問い合わせフォームで聞いてみる

 

date 2016.02.28

ページトップへ戻る